2013-02-23から1日間の記事一覧

(130)映画が抉り出す真実。(8)黒澤映画が今も警鐘し続ける、“どうにも止まらない”もの(『生きものの記録』)

1955年黒澤明が『生きものの記録』を世に出したとき、黒澤は「世界で唯一の原爆の洗礼を受けた日本として、どこの国より早く、率先してこういう映画を作るということは、当然だれかがやるべきだ」と述べている。 この前年ビキニ環礁で水爆実験が強行され…