2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

(445)民主主義は世界を救えるか(5)ドイツが警鐘を鳴らす日本の金融緩和政策・何故自助経済の世界が創られなければならないか

「石油とガス無し」社会への試練 今回の最終フィルムでは、太陽光、風力、バイオマスだけではなく、既にミュンヘンで一部実用化されている地熱発電が紹介されている。 南ドイツでは日本と同様に至る所で温泉(バーデン)が湧き出しており、ミュンヘンでの微…

(444)民主主義は世界を救えるか(4)自助経済が世界を救う

ユートピアではない希望社会の実現 今回のフィルムでは、バーデン・ビュルテンベルク州のエスリンゲン市の「石油とガス無し」の暮らしとデンマークのザムソ(サムソス)島のエネルギー自立の暮らしが描かれている。 サムソス島のアカデミー所員ミハエル・ク…

(443)民主主義は世界を救えるか(3)石油とガス禁輸へのドイツの決意・何故ドイツは新自由主義に背を向けることができたか(2)

ドイツの決意 上に載せたドイツ第二公共放送ZDFが5月12日に放映した『石油とガス無しのエネルギー自立社会』は、プロローグ「ウクライナ戦争、気候危機、ガス・石油価格の上昇。今ドイツは、できるだけ早く化石燃料依存から抜け出したい」から始まってい…