2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

(213)ドイツメディアから考える今14・・医療の理想を求めて2(カテーテル検査が死者を倍増する理由)・『患者工場3−2』

今回のフィルムはZDFが追及した医師契約から始まる。 医師契約では病院の利益追求に暗黙の合意が求められており、特別ボーナスの条項では40の膝手術及び80の背骨手術を条件に40000ユーロが支払われることが明記されていた。 背骨手術で車椅子生…

(212)ドイツメディアから考える今13・・医療の理想を求めて1(ZDFズーム『患者工場3−1』)

昨年の治安維持法の復活にもなりうる秘密保護法案の強引な成立、そして今回の再び戦争を招きかねない憲法解釈よる集団的自衛権の暴挙、さらには原発再稼働の号令がかけられた今、何故医療なのかと言えば、それらの事象の背景には本質的な要因として世界的な…

(211)ドイツメディアから考える今12・・ZDFズーム(動画)が暴く自由貿易の機密(3最終回)・連鎖する財政破綻

最終回フィルムの前半ではロビイストの実態を検証することで、企業が政治に献金し、政治が献金の代償として産業の要請する法案を決議する仕組みを浮き彫りにしている。 この仕組みは以前であれば汚職犯罪であり、EUの根幹をなす政策が献金の代償によるもの…

(210)ドイツメディアから考える今11・・ZDFズーム(動画)が暴く自由貿易の機密(2)・機密の本質トロイの木馬

市民運動のイコン(聖マリア)と呼ばれるロリ・ウォラック弁護士は、目論まれている自由貿易はトロイの木馬であり、「裏口からの素晴らしいEUやアメリカの環境保護規制や消費者保護規制の解体であり、多国籍企業のための権限と特権の新しい制度の構築です…

(209)ドイツメディアから考える今10・・ZDFズーム(動画)が暴く自由貿易の機密(1)・・集団的自衛権閣議決定の暴挙

上の動画『自由貿易の機密3−1』は、ZDFズームが今年5月21日に放映したものである。 EUではアメリカとの自由貿易協定(環大西洋貿易投資パートナーシップ協定TTIP)は、大資本の利益追求に関与する1%の人たちのものであり、99%の市民の民…