2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

(295)世界の官僚奉仕を求めて第5回真赤な嘘と日本への波紋(『ロシアのドーピング秘密6−5』)

官僚奉仕への切札は太陽(2)は、月末金沢などへ出かけていることから第7回から載せていくことにしました。 検証されたロシア陸連総裁の真赤な嘘とBlackTidingsの日本への波紋 ロシア競技連盟(陸連)総裁バラニチョフはドイツ公共放送ARDの質問書や取材を…

(294)世界の官僚奉仕を求めて第4回官僚奉仕への切札は太陽(1)(『ロシアのドーピング秘密6−4』)

スーパースターの検査値が抉り出す国際関与 ロシアのドーピング問題の背景には世界ドーピング機関WADAの不正があると、WADA科学部局長オリバー・ラビンの示唆から始まっています。 それを検証するためドイツ公共放送RADのハヨー・ゼッペルトは、…

(293)世界の官僚奉仕を求めて第三回思考欠如を求める官僚支配(『ロシアのドーピング秘密6−3』)

今回のフィルムではロシアの国家ぐるみのドーピングが、選手や関与する人たちの内部告発で明らかになっているにも関わらず、スポーツ省の大臣のように取材を拒否したり、ロシアのアンチドーピング機関RUSADA総裁のように取材に応じてもドーピング検体のすり…

(292)世界の官僚奉仕を求めて第二回他人事ではないロシアのウインウインの官僚支配(『ロシアのドーピング秘密6−2』)

フィルムが語るように、ソ連時代も現在もドーピング指揮はポルトガロフという薬理学に長けたボスが指揮しており、体制転換さえも易々と乗り越える官僚支配を象徴しています(それは日本でも例えばハンセン病隔離政策では、戦前の内務省衛生局のボスが戦後も…

(291)世界の官僚奉仕を求めて第一回 『ロシアのドーピング秘密』が抉り出す官僚支配

ロシアの国家ぐるみのドーピング不正はロシアだけの問題のように扱われていますが、本当は現在の日本の溢れ出している不正の問題でもあり、最早不正に機能できない世界の問題でもあります。 思い起こせば2002年夏に福島原発で、何十もの炉心隔壁のひび割…