2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

(204)ドイツメディアから考える今5・・原発ロビーの逆襲(1)

ドイツのエネルギー転換は、ZDFフィルム『電気料金のトリック・・誰が支払うのか』で見るように再生可能エネルギー法賦課金の市民負担による電気料金が高騰するにも拘らず、最早止められない勢いで加速していた。 そこでは、エネルギー専門家が巨大電力企…

(203)ドイツメディアから考える今4・・『無数の雄ヒヨコ殺処分(ZDF動画)』が問いかけるもの 後編(富裕層自治体から集団的自衛権)

ZDFフロンタール21『無数の雄ヒヨコ殺処分』の後半では、殺処分される雄ヒヨコを助成金によるプロジェクトでの飼育が紹介される。 実際に飼育している農家のペーター・シューベルトは、消費者は卵1個に3セントから4セント助成することで、現在年間ド…

(202)ドイツメディアから考える今3・・『無数の雄ヒヨコ殺処分(ZDF動画)』が問いかけるもの 前篇

上に載せた2014年4月22日のZDFフロンタール21で放映された『朝食のためのガス処分・・孵化した無数の雄ヒヨコ殺処分』は衝撃的であり、CO2での気絶後の苦しまない殺処分にもかかわらず、ホロコーストのガス室をオーバーラップせずにはいられ…

(201)ドイツメディアから考える今2・・・原発テロと集団的自衛権 後編

後半フィルムで見るようにドイツでも原発の安全性に全ての責任を持つ連邦環境省は、1992年の原発施設に対する武器の安全性テストで、原発推進政策を最優先させていた。何故なら当時のドイツは、東西ドイツ統一以降なだれ込んできた新自由主義にコール政…

(200)ドイツメディアから考える今1・・・原発テロと集団的自衛権 前篇

ドイツの公共放送ZDFのフロンタール21は、3年前3つの原発がメルトダウンした福島原発事故のような悲劇を二度と繰り返さないことを願って、2014年3月11日の番組で『原発施設攻撃目標』(上に載せた動画)を放映した。このフィルムが制作された…