2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

(241)ドイツの利権構造とプロパガンダ(5)ダイヤモンド(太陽光パネル)と自由の女神像(風力発電基)が放つ希望ある未来

確かに2014年8月のドイツの再生可能エネルギー法EEG改正には、ドイツ4大電力企業や国際エネルギー機関IEAだけでなく、世界の化石燃料エネルギーを支配する巨大資本が生残りをかけて、再生可能エネルギー法EEGを奪い、市民の推し進めてきたド…

(240)ドイツの利権構造とプロパガンダ(4)乗っ取られた再生可能エネルギー法EEG

上のフィルムで見るように、ドイツの4大電力企業側の者と指摘され、自らもZDFの取材に逆切れしているEU委員会エネルギー政策責任者エッティンガーは、化石燃料エネルギーの巨大資本が求める原発推進と石炭火力発電維持を最優先させた。 すなわち自国ド…

(239)ドイツの利権構造とプロパガンダ(3)CCS技術(CO2地下貯留)の嘘(日本の場合破綻に向けて驀進するしかないのか)

2006年3月巨大電力企業ヴァンテンフォールはブランデンブルク州の、連邦メルケル首相(CDU)及びブランデンブルグ州知事マティアス・プラチェック(SPD)の支援のもとに、30ギガワットの実験施設建設でCCS技術調査を開始した。 またE.onに次…

(238)ドイツの利権構造とプロパガンダ(2)EUのドイツエネルギー転換潰し

ドイツ政府の公的資金で運営される学術機関マックス・プランク研究所と共同編纂する未来エージェントSolarfyのソラフィー誌は、前回の「ドイツのエネルギー転換がヨーロッパの電力安全確保を脅かす」というフォーカス誌記事を次のようにプロパガンダと断定し…