2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

(86)脱原発を求めて。(16)ドイツの脱原発を実現したZDFフィルム『原発政策の間違い』(日本語字幕付)

ZDF『大いなるこけおどし・・・原発政策の間違い』 第一章 何故いま原発運転期間延長なのか (要旨)電力料金は巨大電力企業の市場支配によって決まっており、原発運転期間延長で料金が下がるのは神話であり、4大巨大企業には延長で20兆円をはるかに超え…

(85)脱原発を求めて。(15)原発と新自由主義・・・悪魔のルーレットと弁護士政治家の夜

新自由主義の源流はコロニアリズム(植民地主義)であり、1971年のブレトン・ウッド体制の終焉によって為替が自由化されたことで、自由貿易主義が新たに復活し、他国のあらゆる規制を撤廃させ、世界の経済支配が目論まれている。 原発の源流は核兵器であ…

(84)脱原発を求めて。(14)大本営の瓦礫分散に打ち勝つために・・被災地域での防潮林計画が最善の戦略

大本営が瓦礫を地域に分散させたい本当の理由は以下のようになるだろう。1)原発ルネッサンスを推し進め、新自由主義支配を強化していくためには、既に述べたように日本にはチェルノブイリはあってはならない(注1)。すなわち瓦礫分散で放射能を国民全体…

(83)脱原発を求めて。(13)光を忘れた原発巨大企業東芝の苦悩・・・シーメンスのように人類の未来を創るべきか、原子力村の担い手として未来を滅ぼすべきか

戦後の躍進する日本にとって、光る東芝の歌「光る光る東芝、回る回る東芝、走る走る東芝・・・」は未来への希望であった。 それはシーメンス同様戦争に協力してきた反省からであったとしても、戦後の日本に光を与えた。 しかし現在は福島原発の原子炉製造メ…

(82)脱原発を求めて。(12)原発巨大企業独シーメンスの完全撤退が物語るもの・・・世界から原発が消える日

昨年9月世界の原発巨大企業シーメンスの原発からの完全撤退宣言は、福島原発事故の悲劇の後脱原発を願うものにとって希望の福音であった。 ドイツの市民日刊紙「タット」は脱原発を求める市民の視点で、「シーメンスの決定は本物の歴史的転換であり、心から…