(370)司法官僚支配を正せ・ドイツから学ぶ未来(13)ワイマール共和国(官僚支配)からドイツ連邦共和国(官僚奉仕)への民主的革命(5)

あせ 変えなくてはならないのは司法官僚支配 第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】 第一項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、 国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久…

(369)ドイツから学ぶ未来(12)ワイマール共和国(官僚支配)からドイツ連邦共和国(官僚奉仕)への民主的革命(4)国家は国民のために仕えなくてはならない

国家は国民のために仕えなくてはならない 前回『基本法70周年・世界の最上の憲法であり得るか』(ZDF6月6日放送)を次回から載せると言ったが、このフィルムを字幕を訳しながら詳しく見て行くと、70年後の今、いかに基本法がドイツの国民に愛され、素晴…

(368)ドイツから学ぶ未来(11)ワイマール共和国(官僚支配)からドイツ連邦共和国(官僚奉仕)への民主的革命(3)・何故エネルギー自給に拘るのか

ワイマール共和国(官僚支配)からドイツ連邦共和国(官僚奉仕)への民主的革命(3) 前回は、ワイマール共和国の官僚支配がヒトラーを出現させたことを述べたが、官僚一人一人はアイヒマンに見るように、政令によってナチス政府に滅私奉公する小市民像しか…

(367)ドイツから学ぶ未来(10)何故農的暮らしに拘るのか・ワイマール共和国(官僚支配)からドイツ連邦共和国(官僚奉仕)への民主的革命(2)

ワイマール共和国(官僚支配)からドイツ連邦共和国(官僚奉仕)への民主的革命(2)</ifra前回ドイツ帝国からワイマール共和国への革命においても、当初から官僚支配は継続されていたことを述べた。<br />それは林健太郎の名著『…

ドイツから学ぼう(366)ドイツから学ぶ未来(9)ワイマール共和国(官僚支配)からドイツ連邦共和国(官僚奉仕)への民主的革命(1)

私にとって令和に突入した五月の一か月は、育てた苗の田植と畑の草取に追われるだけでなく、雪害の点検のため400キロも離れた妙高へ出かけたりで、大変な令和始まりの一か月だった。それでも娘との手作業で田植も無事終わり、上の写真のように清々しく除…

ドイツから学ぼう(365)ドイツから学ぶ未来(8)令和が求めるもの・ガブリエル倫理トーク(13)遺伝子組み換え食品

5月6日投稿 令和が求めるもの 長い間帯状疱疹で農作業を休んでいたが、自然は待ってくれないため急速に育ち始めた作物の草取りや土寄せ、そして稲の苗箱作りに追われている間に、あっという間に平成から令和に入っていた。上の私の見た動画59を見れば一目…

ドイツから学ぼう(364)ドイツから学ぶ未来(7)終活を考える後編・戦後の障害者福祉後編・ガブリエル倫理トーク(12)お金への求望

4月19日投稿 終活を考える後編 私が帯状疱疹を発症してから、彼是三週間を過ぎた。既に一週間前には痛みも和らぎ、発疹は小さく黒くかさぶたとなり、現在では歩くとき腿の付け根が少し痛いことと、寝る時多少痛みを感ずるまでに良くなって来ている。そして今…

ドイツから学ぼう(363)ドイツから学ぶ未来(6)戦後の障害者福祉・終活を考える前編

4月6日投稿 終活を考える 前編 私の忌み嫌う言葉に、人生の終わりを閉じるにあたって一連の備える活動を意味する終活がある。しかし先日から左腰がこれまで経験したことのない痛みがあり、風邪やインフルエンザには抗生物質を出さないと謳っている、最低限…

ドイツから学ぼう(362)ドイツから学ぶ未来(5)ドイツから見た戦後の日本教育後編・マルクス・ガブリエルの倫理トーク(9)自由の責任、(10)自然破壊

3月11日登校 ドイツから見た戦後の日本教育後編 日本の戦後教育は、私の見た動画57前編の終わりで見るように、財界からのエリート要請に従い、学校が能力主義という競争原理によって序列化されて行き、戦後教育の「国家が教育のために奉仕」する理念が、…

ドイツから学ぼう(361)ドイツから学ぶ未来(4)ドイツから見た戦後の日本教育・マルクス・ガブリエルの倫理トーク7ヘイトスピーチ、8不公正な報酬

2月28日投稿 ドイツから見た戦後の日本教育 前編 2016年1月に放送された公共放送NHKの戦後史証言・日本人は何を目指してきたのか、「未来への選択・第5回教育」は理想を目指した国民のための教育が、戦前のように国家のための教育へ変節されていくさま…

ドイツから学ぼう(360)ドイツから学ぶ未来(3〉米中覇権のなかでの希望(倫理による世界再構築)・マルクス・ガブリエルの倫理トーク5避難民、6動物実験

2月10日登校ブログ(移転の理由により) 米中覇権のなかでの希望(倫理による世界再構築) 1月19日のNHKスペシャル『アメリカVS.中国 “未来の覇権争い”が始まった』は、アメリカと中国の貿易摩擦が益々拡大するなかで米中覇権争いを驚くほどリアルに描き…

(359)ドイツから学ぶ未来(2)市民エネルギー転換への道標・尊厳最優先のともに生きる社会(マルクス・ガブリエルの倫理トーク3偏見、4トランプ)

ドイツから学ぶ未来(2)市民エネルギー転換への道標ここ鈴鹿山麓の冬も暦の上では大寒を過ぎ、春へ温かい陽射しへの期待が実感されるようになって来た。 ここでも雪は降るが殆ど積もることはなく、毎朝山の畑へ野菜の収穫に出かけれることは、今の自分にと…

(358)ドイツから学ぶ未来(1)ドイツ社会、そして世界を変えるガブリエルの新実存主義

ここ鈴鹿山麓も時々雪が降るが二三日後には融けてくれるので、妙高山麓での凍てつくような寒さのなかで、毎日除雪に明け暮れていた者にとっては本当に有難い新年の始まりである。 もっともそうした有難さも、気候変動の問題として考える時有難さでは済まなく…

(357)2019年新しい年のメルケル初頭挨拶が投げかけるもの

私にとっても2018年は様々なことがあったが、新たな年を志をより高くして、無事に迎えれたのは有難く、森羅万象に感謝す思いと、困難に打ち克つ願いで、写真に見るようにヤドリギを玄関に飾った。 ドイツではヤドリギを飾るのは珍しくなく、古代ケルト人…

(356)鈴鹿山麓での農的創成(最終回)ドイツの限界集落(最終回)エネルギー転換の象徴ユンデ村の危機・ともに生きる(最終回)日産ゴーン不正が投げかけるもの

今年も師走を無事迎えることができ有り難いが、師も走るように毎日冬支度に追われている。 前回野焼きした0,4反ほどの畑には、来年の野菜の不足する時期の予備として、大根、小松菜、パクチーなどの種をまき、既に発芽した芽は勢いよく伸び始めている。 …

(355)鈴鹿山麓での農的創成(10)私の体再生(最終回)・ドイツの限界集落(4)その克服1・ともに生きる(6)全体主義への傾斜

農的創成(10)新規蒔き直しでの野焼 妙高からここへ帰ってからこの1か月は試練の時であった。 収獲を間近に控えた大豆と勢いよく育っていたアンデスのジャガイモが、待ち構えていたように猿の群れに荒らされ、人参や大根なども一夜にして全滅した(もっ…

(354)鈴鹿山麓での農的創成(9)私の体再生(3)・ドイツの限界集落(3)・ともに生きる(5)・不正(内部告発)を克服した韓国

私の体再生(3) 秋も深まり朝夕は涼しさを通り越し、ここではもう暖房が必要となって来ており、前回載せた薪ストーブが心地よい温もりを恵み始めている。 森の畑も里芋の収穫を迎え、3分の2を猪に掘られて失った里芋の区画も、あれ以来荒らされることも…

(353)鈴鹿山麓での農的創成(8)私の体再生(2)・ドイツの限界集落(2)・ともに生きる(4)治安維持法が適法とされる理由

私の体再生(2) 日差しのあるうちは夏の残照が感じられるが、朝夕は秋を通り越して寒く、再び冬の到来さえ間近に感じられる。 昨年の冬は余裕がなかったこともあり、広い古民家での暖房は石油ストーブに頼ったが、既に薪作りで書ているように燃料費がかか…

(352)鈴鹿山麓での農的創成(7)・ ドイツの限界集落(1)・ともに生きる3(ノモンハン事件に見る責任なき大本営システム)                                                                 

猛暑であった今年の夏もいつの間にか過ぎ、すっかり秋の気配が感じられるようになって来た。 この10月で71歳になるが、幸い元気に農耕を楽しみ、ブログが書けることは有難いことである。 家系的にも父、祖父、曾祖父と糖尿の遺伝があるなかで、限界集落…

(351)鈴鹿山麓での農的創成(6)・動物の権利を考える(最終回)・ともに生きる(2)駅の子が今訴えるもの

ようやく暑い夏も峠を過ぎ、朝夕は少し涼しさを感じるようになってきた。 左の写真は現在最も重宝しているステンレス製かまどである。 このかまどで、カレー味の二人の3食分の野菜鍋を昼食時にまとめて煮ている。 鍋の中身は、赤いアンデスジャガイモ、ニン…

(350)鈴鹿山麓での農的創成(5)・動物の権利を考える(2)・何故今『ともに生きる』が叫ばれるか?

8月もまだまだ暑い日々が際限なく続いている。 だからといって朝夕の水やりで凌いでばかり居られず、秋、そして冬に向けて始動している。 今一番感動しているのは、自らの糞尿が森の腐葉土の中で100%完熟し、微かに香る価値ある堆肥として蘇っているこ…

(349)鈴鹿山麓での農的創成(4)・動物の権利を考える(1)

写真はこの春から家族の一員となったヤーシャである。 最初余りに風貌が夜叉に似ており、夜叉は守り神であると言って娘が命名した。 妙高では娘が生まれた年に長男が拾って来た子猫を育て、その猫が頑張って24年間も生きてくれ、動物との共生する暮らしに…

(348)鈴鹿山麓での農的創成(3)・地域を壊していく規制なきグローバル化・それでも人間の素晴らしさを信じたい(沖縄慰霊平和の詩「生きる」)

鈴鹿山麓での農的創成(3) 7月に入り毎日激しい雨が続いている。 6月には既に真夏が続き、益々気候変動の進展を感ぜずにはいられない。 そうしたなかで雨が続く前に、電気柵で守られたジャガイモが収穫できたことは喜びである。 黄色いジャガイモのキタ…

(347)鈴鹿山麓での農的創成(2)・見えて来たもの・『事件の涙』(内部告発の非情)が呼覚ます理念あるルールとバランスの構築

見えて来た理念あるルールとバランス 不耕起自然農を始めた畑は以前は棚田で少なくとも10年は放置されていたため、葦の硬い節根が地面の深くまで覆い、殆どミミズさえいないやせ地であることから、大豆の畝を基本として沢山播いた。 それらはやせ地ににも…

(346)鈴鹿山麓での農的創成(1)・問われる地域性3−1・平和的生存権・官僚支配による憲法改正

鈴鹿山麓での農的創成(1) 既にブログ(339)でも書いたように、昨年の11月までは妙高で骨を埋めるつもりであったことから、この半年近くの急転直下の激変に自ら驚くと同時に、人生には予期せぬ出来事で変わり得るものだと実感している。 驚異的に変…

(345)時代の終わりに(29最終回)・ソ連崩壊以来の最大の危機(6)危機を最大のチャンスに変えるとき・官僚支配が辿るいつか来た道(6)世界が官僚奉仕に変わるとき

危機を最大のチャンスに変えるとき 最終回の議論でも、現在は最大の危機ゆえにチャンスであると、イシンガーが再度強調している。 しかもこの討論の数日前、トルコがドイツ製戦車でシリア国境を越えて侵攻し、ドイツが支援する反アサト市民グループのクルド…

(344)時代の終わりに(28)・ソ連崩壊以来の最大の危機(5)トランプアメリカの正体・官僚支配が辿るいつか来た道(5)NHKの執念と“悪い奴”の正体

タブー破壊から見えて来たトランプアメリカの正体 核攻撃威嚇、懲罰的関税、エルサレムへの首都移転擁護、気候変動パリ協定からの離脱、ユネスコからの脱退というタブー破壊から見えて来たものは、今回の冒頭でアメリカ政治評論家のピーター・ラオが述べてい…

(343)時代の終わりに(27)・ソ連崩壊以来の最大の危機(4)危機こそチャンスの理・官僚支配が辿るいつか来た道(4)“悪い奴ほどよく眠る”の顛末

“危機こそ好機の理” ミュンヘン安全保障会議代表のイシンガーから極右政党と指摘されるAfD(ドイツのための選択肢)のパーデスキー副代表まで、“危機こそ好機の理”では意見が一致している。 すなはち今回の『』では、パーデスキー副代表でさえ「私はイシ…

(342)時代の終わりに(26)・ソ連崩壊以来の最大の危機(3)今何が起きようとしているのか?・官僚支配が辿るいつか来た道(3)悪い奴ほどよく眠る機構

今何が起きようとしているのか? 今回のZDF公開討論『見くびられるエゴイスト・トランプは成功するのか?6−3』では、CDUのメルケル後継者の有能な一人でもあるノルベルト・レットゲンが、トランプ政権が決着した税制改革を鋭く批判するところから始…

(341)時代の終わりに(25)・ソ連崩壊以来の最大の危機(2)時代の要請・官僚支配が辿るいつか来た道(2)訴える私の理由

ソ連崩壊以来の最大の危機(2)時代の要請 今回のZDF公開討論『見くびられるエゴイスト・トランプは成功するのか?6−2』では、アメリカ経済女性評論家のサンドラ・ナビディが鋭くトランプを批判している。 その批判から私に聞こえて来るものは、アメリ…